2005年11月アーカイブ

お休み!!

あうー!!、明日はお休みだー!!!
撮休ではないんだけど、俺だけ出番なし。
撮影スタッフの皆さん、ごめんなさい!

死ぬほど寝るぞー!!!お休み!

P.S
いつも見ていただいてる、「つつ」さま、
「サイレン」一応、完納いたしました。
(一応ってのが怖いなー)
また初号の折りに。(12月1日には帰ります)

「シムソンズ」

三丁目の夕日ならぬ、常呂の朝日


またまた北海道。
網走の常呂(トコロ)町ってとこ。
もう、いろんなところで情報でてるみたいなんで書いときます。
ここで撮影しているのは、「シムソンズ」って映画。

聞いたことがある人もいるかもしれないが、
ソルトレイクオリンピックで活躍した日本女子カーリングチームの名前。
そう、カーリングの映画なんですよ。(地味なスポーツだなーって思わないでね)
詳しい映画の内容は「シムソンズ」で検索すればいろいろでて来ますのでよろしく!

ここ常呂町ってのは、北海道の東側(オホーツク海岸沿い)にあって、
人口も5000人くらいの小さな町。
ここでオドロキなのは、この小さな町ではカーリングがもっともメジャーなスポーツであるとこ。
大人から子供まで、ほとんどの人がカーリング経験者で、この町から
毎回何人ものオリンピック選手がでてるのです。
(今度のオリンピックでもシムソンズのメンバーの何人かが日本チームに入ってます)

つーか、普通に東京に住んでればカーリングに接触することってないだろ。
俺もこれまで全然気にしなかったし、ルールだってほとんど知らなかったしね。
それが、ここ常呂では昨日の巨人戦がどうたらこうたらと飲み屋で話してるオヤジがいるように、
昨日の代表予選の攻め方は悪いだのと巷で語り合ってるのですよ。(ホントに)
専用のカーリング場がいろんなところにあるし(東京には専用ってところはひとつもない)、
学校の授業でもカーリングがあるらしいし、子供たちがボーリング感覚で楽しんでるのですよ。

とてもフシギなトコロ(常呂)です・・・・。
(間違ってもこれが言いたかったわけではないよ!絶対!)

実際、地味なスポーツの印象だが、
知れば知るほど面白いスポーツなのです。
"氷上のチェス"と呼ばれるだけあって、戦術は様々。
上手い人同士の対戦を観てると、感動すら覚えます。
まだ未知な人は、ぜひこの映画とオリンピックで楽しんで頂きたい。

で、なんであんたはそんなトコロにいるの?(しつこいって?)
って思うかもしれないが、最近ではどんな映画でもCGってのは使われるのですよ。
気づかないようなところにね。(サイレンもしかり)
まぁ、CGとか気にしないで、ぜひ観ていただけたらと思います。
ということで、極寒の地からでした。

ねむい・・・

ここ数日、昼夜逆転している。
もちろん撮影で。
ロケ現場が昼は普通に営業しているため、夜しか使わせてもらえず、
その為、20時開始、36時(次の日の12時ね)終わり、昼に睡眠という
非常に体によくない生活が続いている。
いくら俺が夜型人間だとしても、朝方になるとさすがに眠い。
というか、いつもなぜか眠すぎるのだ・・・。
寒さってのは、それだけで体力を奪うものなのかもしれない(言い訳)。
宿舎でも死んだように眠ってるし。
環境はよくないけど全然気にならない。とにかく爆睡。
今回はロケ地と宿舎の往復のみ。
やってる事といえば、撮影か、飯食ってるか、寝てるかの三つだけ。
(仕事で来てるんだから、当たり前と言えば当たり前か・・・)

でも、明日には東京に戻り!
つーか、戻れて嬉しい。やる事が山積みでもなんでも、
東京に戻れるなら、それだけで・・・。
別に北海道が嫌いな訳ではないですよ。
実際、北海道にはプライベートで来なくてはいけない理由が残ってるし・・・。
(この話はまた次に。今も撮影の合間なので長話はね)

とにかく今日を終えて、ひとまず日常に戻るぞ!
「サイレン」総仕上げ!待ってろよ?!

寒っ!

北海道寒すぎっ!
普通に氷点下だし。俺はここで死ぬかも・・・。
(そんな大げさな・・・といいたいが、マジでやばい!)

ここ何日間かのめまぐるしい生活変化の後、北海道にて落ち着く。(寒いのつらいけど)
とんでもなく過酷だったプロジェクトを10日の早朝、なんとか完納し、
そのまま昼に監督チェックがある為、「サイレン」の仕込みをする。
それらを終えた後、昼過ぎから「BRIDGE」の打ち合わせに代々木へ。
この時初めて監督のゲイター氏と会い、オールスタッフミーティング。
9月にも来日し、打ち合わせの機会があったのだが、俺が八丈島ロケ真っ最中だったため、
その時は代理の人間に任せていた。
それからはメールでだけのやりとり。
会った感想はというと、気さくなアメリカ人ってところか。
やりたいビジュアルはあるが押し付けるだけではなく、常にこちらからの意見を待つスタンス。
それに同業者(VFXスーパーバイザー)でもあるわけなので、こちらの辛い所も、
簡単にできる所もよくわかっていて(当たり前だが)、意見交換がスムーズ。
とても好印象。ナイスガイです。(これって死語?)
12日。今度はゲイター氏がNに来社。クリエイティブな面々が集まり、長時間にわたりミーティング。
その後、一緒に会食。
彼と話していると、彼の興味が、映画に限らず、ゲーム、ネットとあらゆるものにアンテナを張り巡らし、
常に面白そうなものを探しているのがよくわかる。
(何度も、"ミスターN(俺のことをなぜかそう呼ぶ)が興味があるものはなんだ?"と聞いてくる)
とにかく、ゲイターと話してみてようやく俺もモチベーションが高くなってきた。
さてと、このテンションをひとまず、目の前の仕事に・・・。
と、それらの間にも「サイレン」は続く。こちらもいよいよ納品が迫ってきた。
チェックの回数も小刻みになり、トライアンドエラーの繰り返し。
13日の朝、監督チェックの為、調布に。いくつか指摘を受け、あとはウチのチーフに託す。
そのまま、また別の映画の撮影の為、大荷物を抱えて羽田へ。そして、ここ北海道に上陸。
今に至る・・・。

今回は18日までの滞在。
夏の暑さより寒さの嫌いな俺としては、1日でも早く東京に帰りたい気持ち。
あー、寒い!これを書いてる今も寒い!
助けてくれーー!!!、冬なんて大嫌いだーーー!!!

北海道は、でっか・・・

納品間近。
(ちなみにサイレンではない。こちらはまだ先です)
数日後に差し迫った納品日に向け、現在社内は超闘争中。
今回もおっそろしくギリギリの中やってます。
(もっと余裕のある仕事ってのはないのだろうか)
このプロジェクトのメンバーも、まともに帰れず、眠れずで、常に緊張状態。
だが、泣いても笑ってもあと数日。
どうせなら悔いの残らないようなものを作ろうではないか!
と、ここで鼓舞してみる。
まっ、そんな言葉よりちょっとでも時間が欲しいよね。
(このプロジェクトは短期決戦なのです。正味2週間!)

そんな中、他の仕事も当然気にせず続く・・・。
新しい映画(BRIDGEではない)のカメラテストの為、一昨日、北海道(田舎のほう)に行ってきた。
それも日帰りで。
朝5時30分に荻窪を出て、羽田から飛行機で北海道に着く。
空港からロケ場所まで1時間ほど車に揺られ、現地に着いてすぐ昼飯。
その後、カメラテスト開始。後半CGテスト用の画をいくつか撮ってもらって終了。
夕方、宿舎にもどり飯を食べる。そのまま俺だけ空港へ。
20時に飛行機に乗り、23時、社に戻る。
そして、他の仕事のチェック・・・。
あー、全然、時間がなくて北海道を感じる暇がなかったー!
唯一、空港からロケ場所までの移動のときだけ、北海道のさわりぐらい?を感じる。
すっごい言いたいので言っていいですか?

"北海道はでっかいどう!"

やべっ、言っちまったよ。
(あたたかい心で受け止めて)
まぁ、行った場所が田舎だっただけに、車窓からの景色は、ただただ広い田園風景。
ジャガイモがそこらじゅうに植えてありそうな景色です。(この前の北京の草原に似てるなぁ)
やっぱ、でっかいどう!
(2回も言うなっつーの)

今度はここに何日間か滞在かぁ・・・、とポジ&ネガティブ。

そんな感慨にふけながらも、会社では待ってる仕事がひとつ、ふたつ、・・・。

現実・・・。

まぁ、がんばろ。

次の日、「サイレン」試写に続きます・・・。
今度、書きます。

「サイレン」一次納品から誕生日へ・・・

昨日の夜、「サイレン」の仮素材の納品を終えた。
今後は本納品に向けて、差し替えていく作業となる。
ひとまず一次ピークは過ぎた・・・。
といっても、2週間後くらいには最終、最大ピークを向かえることになるのだが・・・。
さすがにチーフも昨日は帰った様子。
おつかれさん・・・また明日(笑)。

ここのコメントにも書かれているが、11月3日は堤監督の誕生日。
ということで昨日の納品後、誕生パーティーに少しお邪魔してきた。
軽く声をかけられたので、こじんまりと飲むのかと思っていたのだが、
思った以上に人数がいたので驚いた。3、40人くらいはいたんじゃないかな。
こんなに集まって祝ってもらえるってだけで、堤さんの人柄が知れるというもの。
(聞くところによると毎年恒例らしい)
編集チーム、現場チーム(助監督達)、堤さんの作品でよく見かける役者さん達、
その他個人的なつながりの人達もいたようだ。
新参者の俺は隅っこの方で、サイレン関係者とこじんまりと飲む。
(それがちょうど心地いい)
ところが、堤さんの俺に対する「イジリ」がはじまった。
堤さんが俺のことを知らない人に紹介するとき必ず言うこと、

・いまはやりのIT会社の社長で大金持ち(ITとCGは関係ないし。それにお金持ちでもない)
・白亜の大豪邸に住んでいる。
・愛人が3人いて、色んなホテルに住まわせてる。(まだ結婚すらしてないですが・・)
・岡山の実家は広すぎて、「野崎邸前西」「野崎邸前入り口」とかのバス停がある。
・学生時代の貧乏旅行は暴れん坊将軍のようにわざと庶民の気持ちを知るためにしていた。

等など・・・
(知人が聞いたら吹きだしそうな話だが)

全部わかってて、いじって遊んでいるのです。堤さんは・・・。
その都度、後から全否定をしてるのだけど、回を重ねるたびに話はエスカレートしていき、
何度も繰り返すので、ホントに信じてる人がいるんじゃないかと心配にもなる。
(最初は一緒になってウソを楽しんでたところもあるのだが、そろそろやばいんじゃないですか?)

まぁ、とにかくここであらためて否定をさせてもらいます。
関係者の皆様、
堤さんの自分に対するコメントは信じないでください(笑)。

ということで。

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