2006年12月アーカイブ

年の瀬になって、いろいろ・・

CM納品完了!

結構しんどかったな。
(スタッフはもっと大変だったろうけど)
最後はみんな3日くらい寝ずの作業だった。モガタは大丈夫か・・?

世の中はクリスマスムード一色で、浮かれモードなのだろうが、
わが社では年末年始のスケジュール調整でバタバタしている。

年越し早々に納品のお仕事があるからだ。(映画)
年越し早々に撮影のお仕事もあるからな。(映画2本)

この業界に限ったことではないが、年末でも、お盆でも、いつだって仕事はある。
そこにうまく仕事と人のスケジュール調整をして、休みがとれるように出来るかどうかは、
制作部の腕にかかっている。
みんながハッピーに正月が迎えられることを願うばかり。

アルケミー(CG学校)では、続々と2期生が卒業を迎えている。
約1年の間、特に後半は先生や弊社チーフの厳しい突っ込みにも耐え、
本当によく育ったと思う。
この卒業生達なら、みんな立派に業界で活躍してくれるのではないか。
彼らの輝かしい未来に期待したい。
(彼らの何人かはNで一緒に働く仲間になります)

いよいよ、残りもあとわずか。
今年のブログもあと何回更新できるかなぁ。
いろんな意味で、
今年という時間の悔いを残さないよう、残りも大切に過ごしたい

"先生"

明日はCMの納品。
数時間おきに出来をチェック。その隙間にブログを書く。
久しぶりに連日の書き込み。

昨日はCGスクール最大手デジタルハリウッドの校長こと杉山先生とお話させて頂いた。
スケールが桁違いで比べるのもおこがましいのだが、
CGスクールを経営するという立場では、尊敬する同志であり、目標でもあるお方。
その杉山先生とまともに会話するのはメチャメチャ久しぶりで、
その間、2度ほど挨拶程度の会話はあったのだけど、
ちゃんとアポをとってゆっくりお話しをさせて頂いたのは、
たぶん10年以上ぶりだと思う。
(その内の2回目はおとといのDHEクリスマスパーティーにて。
なんて奇遇!!っていうかグループ会社なんだから当たり前か)

そして、10年以上前の事っていうのは、

実は私は杉山先生の生徒だったのです。

デジタルハリウッド開校前の事ですが、
その当時、杉山先生は東京造形大学でも講師をされてて、
そこの学生だった私は何度か授業を受けたことがあるのです。
そして4年生の時に開校したデジタルハリウッドでTA(ティーチングアシスタント)
としてアルバイトをさせてもらった経緯もあり、
そういう意味では文字どうり"先生"であって、"恩師"でもある人だ。

そんなお方と、
少ない時間ではあったのだが、濃いお話ができ、
いくつもの貴重なアドバイスを頂いた。

でもって、
俺にとって先生はいつまで経っても先生なんだな・・・

と、当たり前のように実感。

そう思ったら、
これまで世話になった、いろんな恩師、先生方に急に挨拶周りがしたくなってきた。
なんだ、この衝動は・・・。
(過去を振り返るなんて、俺も老いたのか!いかんぞ!)

でも、久しぶりに田舎にでも、帰ってみるか。

クリスマスパーティー

昨日はデジタルハリウッドエンターテイメント(DHE)の
クリスマスパーティー(忘年会)にお邪魔させて頂いた。

このパーティー、招待メールに"仮装パーティー"と書いてあった。
俺は無視して入ろうと思ってたのだが、
ウチのフジタがちゃっかり衣装を用意してた。

それでも頑なに拒んでたのだけど、タクシーの中でいきなり着替え始めたのを見て、
なぜか腹がすわる。

衣装は"ショッカー"

ああ、ショッカーか・・・。悪役じゃん・・。
(残念がるポイントじゃないけど)

二人でショッカー軍団やりましょうだと。

はいはい、やりましたよ。
ショッカー。
(気が向いたら写真をアップしますよ。小さいやつね・・)

まわりは、メイドやらサンタやらナースやらいましたが、
顔まで隠してる人はいなかったな。
つーか、誰かわかんねぇだろ?

ちなみに知り合いにヒーロー衣装を着てもらって、
戦隊軍団として一応、前で挨拶もしときました。

まぁ、こんな日もあるか・・・。(遠い目)

そもそも、こちらの会社とはお仕事でもご一緒したりしてるのですが、
最近ではもっぱら社長の柳原さんとの飲み付き合い。
毎週のように飲み歩いてる時もありましたか・・。

ちなみに、この人は当日、"桜塚やっくん"ファッションで来てた。
が、普段はビシッとスーツをきめた男前の兄ちゃんです。
雑誌"BRIO"の12月号では、ワイン片手に
何か語ってるらしい・・・。
恥ずっ!
昨日知りましたが・・・。

飲んでて、とても面白い兄ちゃんです。

VFSH0006.jpg
間抜けな仲間たち

酒は飲んでも、飲まれるな!

先週末、久しぶりにゲロを吐くまで飲んだ。

後半の記憶はほとんどない。どうやって帰ったのか全く覚えてない。

それでも、家のベットでキチンと寝てる。そしてゲロ・・・。

ツライ。

こんな思いは二度としたくないと思いながら、次の日向かい酒。

そんなもんですな?、人間って。

こういうのが、喉元過ぎれば熱さ忘れるっていうの?

熱さを忘れるには早すぎるタイミングだけど。(若年性なんとかですか?)

飲みとしては最高に楽しかったな。

くだらない話ばかりなのに、大いに盛り上がる。

そんな日もあり。

今週もいろいろとありそうだな。

CM撮影

昨日は某テレビ局のCM撮影に立ち会う。
映画の撮影から頭を切り替えてCMモードに。

今回は初めてのクライアントなので、
現場のスタッフもはじめての人ばかり。
(誰かひとりくらい知り合いに出会えると思ったのだがなぁ)
CMの撮影自体も結構久しぶりなので、
さぐりさぐりで様子を伺う。

といっても、合成のやり方自体は何も変わらないので現場でやることも一緒。
すぐに順応。

CMの場合、15秒とかの短い映像の為、
1カット、1カットにじっくり時間をかけられて、とても丁寧。
(自分の知ってる監督の)映画のテンポで考えると、とてもゆったりしてる。
CMってこんなだっけかなーと、他人事のように思い出す。

食欲だけは、気仙沼の映画モードから切り替えられず、
常に、腹を空かしてウロウロしてた。ハイエナのように。
弁当を食べても、数時間後には腹が減り、メロンパンやチョコレートをむさぼる。

働いてんのか?

と思われるかもしれないが、それなりに要求したり、されたりと出番はあるのですよ。
シビアな合成がいくつかあるので、
その部分はさすがにチョコレートを頬張りながらというわけにはいかない。
撮影部や、照明部にいろいろお願いしながら、合成作業がより楽になるように
素材やデータをもらう。

10時集合、12時撮影開始から23時終了。
1日がとても長く感じられた。
そんな時は帰ってチョコ(犬)と遊ぶにかぎるな。
ホント、癒しです。
秘密だったのですが、このこと(犬)はまた今度。

フカヒレ・・クランクアップ

昨日、2ヶ月ほど続いた映画の撮影がクランクアップした。
大阪の後、気仙沼に行って4日ほどロケをし、昨日は茨城でした。
(ドラマ部分はオールアップ!)
夕方から合成班だけ調布の日活に移動して、合成素材を撮り終了。
(ここで本当のオールアップ)

田舎の空気のいいところばかりで、朝4時半起きの生活をしてたので、
健康的な生活を送っていた、ように見えるが、
ご飯が美味しいところばかりなので、1日4食以上を食べ、それも時間バラバラで、
夜は酒を飲んで失神するように眠るという欲望の赴くままの自堕落で健康的には見えない生活。

例えばこんな感じ。
朝5時に現場にて弁当を食べる。当然昼までにはお腹がへるので9時くらいには
現場に差し入れられるパンやら、お菓子やら、スープやら。
ちょっと時間があいたりすると、お店にコソっと食べに行く(モーニングとか)。
昼1時くらいに弁当が配られ、ここでも当然完食。
デイ(昼)シーンの撮影なので、陽が傾くと終了(4時ころ)。
一旦、ホテルで休憩し(ここでも菓子をつまむ)、
7時くらいに何人かと夕食を食べに出かける。
そのままダラダラと遅くまで呑み・・・・。
ああ、なんて自堕落で、心地いいことか。(やめられまへん)
まだ量ってないが、体重計に載るのが恐い・・・。

気仙沼といえば、フカヒレ(サメのヒレね)。
フカヒレ料理をいくつか食べた。
フカヒレ寿司、フカヒレ丼、フカヒレスープと・・
その中で一番インパクトのあったもの・・それは、

フカヒレラーメン!

ある食堂でのこと。
説明では、ラーメンにフカヒレがのってるものではなくて、
麺自体がフカヒレだと。
おおー!豪華だ!ぜひとも食べなければと、1つ注文。
なんの変哲もない普通のしょうゆスープ(というか醤油そのものだろ!)に、
フカヒレが泳いでるだけのもの(たしかに量は多い)。
みんな、まずい、まずいと言いながら食べる。
まぁ、こんなものかと思ってたら、
ひとりが値段を報告しにくる。聞いてびっくり。

"1万円"

これで?

店主曰く、
"テレビで見た、横浜中華街での料理をパクッたんですけど、そこでは4万円でした"
"ウチでは原価ギリなんですよ!"

って、
問題は味だろ!

どんなにフカヒレが高級食材でも、
味付けが悪ければ全て台無し。
それにしても、あの食堂に1万円の料理ってのものなー。
(他のメニューは1000円前後)
一応、フォローってわけじゃないけど、
その他の料理はとても美味しいものばかりでした。
海鮮丼とか、カキフライとか・・・いろいろ。

まぁ、そんなくだらない話はおいといても、
楽しい撮影でした。

ごちそうさま。

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