小休止、そしてボランティア



9月あたまで「SPEC」の撮影も終わり、いよいよ仕上げのオンパレードがはじまるか?!
その前に、間断期の俺はここでひとまず小休止か。

かねてより堤監督に誘われていたのだが、なかなか時間がとれず、
いつかは行きたいと思ってた東北へのボランティア。
ようやく時間に余裕ができたこのタイミングで、ボランティアに行ってきた。
社内で募集をかけたら9人も行きたいと言ってくれたので、
10人乗りのハイエースをレンタルし、夕方から2泊3日の強行軍。
(仕事の都合でいけなかった人もたくさんいたので、次回!)

行き先は気仙沼。
こちらは、「自虐の歌」「スシ王子」と過去の撮影でお邪魔させていただき、
思い入れの深い土地。
この土地の復興に少しでも協力できればと思ってましたが、
やっと何かができる!

1日目
早朝から側溝に溜まったドブを掃除する仕事。
堤組のスタッフと合わせて23人で1日かけて150メートルの側溝をキレイにする。
普段、座ってるだけの自分は、全然体力が続かない。残念な体です。
とはいえ、それなりに動いたつもりだが、まわりからはつっ込まれまくり。
そんなに休憩が多かったかなぁ(笑)。
とにかくスコップでドブさらい。瓦礫を掻き分けドブさらい。
夕方にはみんな握力がなくなり、なぜか手がうまく握れなくなる。
みんな運動不足だな。
なんとか150メートルの側溝をキレイに掃除し、試しに水を流すと歓声が沸きあがる。
なんか達成感あるじゃん。

こんなところが全部であと何メートルあるだろうか?
今回のようなチームがあと何チームで何日頑張れば全て片付くのだろうか?
考えると気が遠くなる・・・。
何日かかるかもわからないが、全国からの有志たちが協力しあえば
きっといつか達成するに違いない!

2日目
堤組のチームとは別れ、Nスタッフだけで
ボランティア団体の倉庫の片付け作業をする。
もともと潰れたスーパーだったところを、ボランティアの活動拠点として使っているらしい。
ホコリまみれ、汚れまみれの店内を手分けして掃除していく。
こういった時、ウチのフジタ(元引越し屋)は強い。効率よく指示をだし、みんなをまとめる。
普段、会社の掃除でもやったことがないようなモップがけやら、雑巾がけやら、ヘラで汚れを擦り取る。
昼過ぎには見違えるようにキレイになった。
やればできるもんだなぁと正直、本気で思った。

やっぱり行動こそ力だな。
考えてるより、まず行動。というより考えながら行動か。
動かなきゃ、何もはじまらないのだ。
今回、自分達ができたことなんて巨大な山の砂粒ひとつ片付けた程度だろう。
でも、一粒づつでも動かさなければ、山は動かないのだ。

微力ながら今後も定期的に参加していきたいと思います!

このあと6時間かけて東京に戻り、次の日、みんなで軽井沢にキャンプに行ったのだった。
なんだかなぁ・・・。

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